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通気層

見えなくなるところだからこそ。

通気層
通気層の確保

こんばんは。

外装材の裏側、つまり外装材を貼る前の状態を見たことがありますか?何かシート(防雨透湿シート)のような紙に包まれいて、その上から縦に木(胴縁)が並べて付いています。胴縁は、施工する外装材に影響されますので、縦のみの場合、横のみの場合と違っても問題ありませんが、肝心なのは、通気層(経路)をきちんと確保してあるかどうかです。下から覗いてみて、上の屋根まで延びていますでしょうか?経路が確保されていますでしょうか?当社は、外装材の縦張りが多いため、写真のように縦+横に組んでおります。もちろん、上まで経路が確保されております。わざわざ縦横2回に手間をかけて施工してもいいくらいの大事なところです。しかも、窓回りにもひと工夫していますので、複雑に見えながらもスムーズに流れていきます。夏に、屋根の棟に取り付けた換気部材から、ちょっとしたドライヤーのように流れてきているのを体験したことがあります。ただ、なかなか簡単に上がって確認することはできませんが…。湿気排出をイメージしがちですが、夏であれば、排熱に貢献していることなんだなと感じさせられます。このような見えなくなるところで、大事な点はいくつもあります。きちんと施工されていますでしょうか。

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