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重要な換気。

換気装置本体(今回内容とあまり関係がない)

こんばんは。

今回は、換気の原則と、第3種換気システム活用時のお話をすこしだけ。

注意:今は、資料がありふれている時代で、PC等で検索すれば、いろんな情報をみれる時代ですので、数値等を詳しく知りたい方は、他で検索ください。今は、いろんな情報をまとめるのに大変なときだと思います。私のお話の場合、以前の昔話も交えてですので、注目し過ぎないようにしてください。

そもそも換気は、結露させないため、臭いをとるためなど、いろんなことからも重要ですが、まず、換気の3原則とはなんでしょう。大前提で、(超)高気密であり、出入口を明確にして、多すぎない、少なすぎない量を入れ替えてる。これを、しっかり整えてはじめて成立するものだと学んできました。そして、これが当時言っていた、計画計量換気です。

まず、基本中の基本である、この部分をきちんと計画、施工をしているかどうかがすごい大事なのです。そして、計量というからには、運転時の風量を実測し調整すること。

お気づきかもしれませんが、また、気密の必要性が再登場してきました。なんにでも、気密は関係してきますね。逆に、気密抜きには語れないくらいです。

私は、見えない空気を相手に、最初は、第3種換気システムからでした。今でこそ見慣れてきていると思いますが、当時、建物内を見渡すと、スパイラルダクトが、あちこちに向かって流れています。なんだかハイレベルな空調設備を導入しているような感じでした。そして、予算を落とすためだけに、ジャバラ系ダクトにしたり、調整は出来つつも安価なグリル等を探しては使ってもみました。ファンにも全然良くないし、電気代にも影響を与えてくるのに…。ただ、この時の施工内容、販売元時代の経験が活かされて、(今回、第1種ですが)上の写真の換気装置を選択した理由にもなっております。(理由は、今度お話します。)

そして、第3種換気システムの場合、注意しなければならないのが、地域特性暖房との組み合わせです。単純に、近年、エアコン性能が良いからといって、暖房は高効率エアコン1台と、3種換気システムというような単純な組合せは、当社では提案しておりません。本当によいのでしょうか?

例えば、給気口の取付位置、向き、量はもちろん、取り入れる空気の温度は何℃位なのかを考えて進めることは、大事ではないでしょうか?冷気は、予想以上に走るし、より寒く感じさせるので、ひと工夫していきたいものですね。決して、第3種だからダメという訳ではありません。これも計画、施工技術に差が出てくるのではないかと思います。

 

 

 

 

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