こんばんは。
先日もお客さんから、「床暖房ついているんですか?」と、質問されましたので、床暖はついていない旨(床暖房自体)を言いましたら、床の温かさを不思議がっておりましたので、説明しました。分かりやすいカメラで撮ってみますので…ということで、連日の熱画像UPとなりました。
外気温は、1.8℃ 室温23.1℃です。基礎内の温度差もほとんどありません。
温度表示は、17.0から27.0範囲にて表示。
a点18.6℃は、一番角(東南)の温度の低いところを検索。
b点24.1℃は、給湯配管のお湯配管の方。
c点21.6℃は、土間コンクリートの温度の低いところを検索。
d点22℃は、基礎の立上り部の低い温度のところ。
e点23.0℃は、床合板面(1階床裏)の低い温度のところ。
外周部床面に敷き込んだ断熱材を修正するため、ただ並べた状態ではありますが、一番低い温度を探してみても、土間と断熱材の間である、a点の18.6℃でした。次に、温度が低い点は、c点の21.6℃ですから、当然のように床下空間や床面も温かいと思います。素足で歩くことができます。年中、素足でOKです。これも、1階の無垢の床材への+αなことなんですよ。
せっかくなので、北面の玄関下空間の画像です。
温度表示は、17.0℃から27℃範囲にて表示。
a点は、断熱材と土間コンクリートの境目のところで、18.8℃?(温度表示と重なり読み取れません)
b点は、基礎立上りの低いところで21.1℃
c点は、土間コンクリート面の低いところの20.4℃
d点は、照明器具で温度の高いところ36.3℃
e点は、内部の基礎立上り面の22.5℃のような状況です。温度表示の色こそ違いますが、北面も東面と変わりないくらいで、特別な低温箇所も無いと思います。
現在、活用していませんが、床下エアコン暖房を稼働させる際は、このくらいの状況下には最低しておきたいところですね。ちなみに、現在のお客さん宅の基礎断熱仕様は、もっと性能を上げております。
今回、良い意味?での発見は、当時、現場発泡のウレタン材が無くなってしまい、処理をしないままにもしておけず、空調用のパテを詰めたままにしてあるところを発見。…青く映っているb点の17.9℃のところです。パテを贅沢に詰めましたので、冷気が入ってきている感じはありませんが、修正しておきたいと思います。
冷媒管の周りをパテ処理した場合
*可視画像も一緒にUPすると分かりやすいので、今度、UPできるように工夫してみます。