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暖房機を決める条件は何ですか?

温水パネルヒータ(光を遮らず、格子とのバランスも良い)

こんばんは。

富谷の家では、暖房をエアコン給気暖房方式パネルヒータ電気ヒータと試せるようにしております。が、現在、色々な選択が出来る中で、やはり、クリアしておく条件はあります。…いつものように当社目線ですが。

まず、安全性単純で経済性個々で調節可能デザイン性(順不同)の4点からはじまります。炎が見えるのは何とも言えない良い感じですが、直接火を噴く様なものでも無く、構造(つくり)がシンプルであると、より点検や修理がしやすくなります。特別な材料や部品から作られるものではなく、交換も容易で、それぞれ(各部屋)で、温度調節が自在にできる事。やはり、形あるもの、カッコいいものに越したことはありません。以上から、当社の暖房提案第一位は、パネルヒータです。あとは、お客さんに、お好みのメーカーのヒータを選んでいただくだけです。ただ、効率を注目すると、近年のエアコンは、抜群の効果を発揮しますが、設置位置含め、ひと工夫が必要に思います。富谷の家で、見て、体感されたお客さんは、気づいておられることと思います。当社は、押し付けるようなことはしませんが、どのように活用すれば良いのかが大事であると考えます。

もちろん、暖房機が主役ではありません。…シェルター(建物)が、絶対に主役です。

当社の前提は、わずかなエネルギーで、全室連続(冷)暖房ですから。

放熱量の大きいものを選んで、とんでもない燃費がかかっても、あたたかい空間をつくってくれるのも、このヒータの優秀なところですが、まず、建物がしっかりしていないと、毎月の燃費(電気代?石油代?ガス代?)に驚き、間欠運転になります。徐々に停止状態が長くなります。最悪の場合は、他の暖房機が活躍する事態になります。もちろん、室温は、調整する以前に、バラバラですし、これは、暖房機がエアコンであれ、何であれです。逆に、建物性能面をクリアすると、自由自在になることはいつも言っている通りです。

当社の壁などの各部位は、しっかり断熱気密をしてありますので、熱も逃げにくいのですが、間戸は、当時に比べれば良くなっていても、壁の何分の1でしょうか?というくらい、性能が劣ります。当社であたり前に採用しています、「高性能サッシュ」でもです。その部分を、ヒータで補ってあげるだけでいいのではないかと思っています。また、上の写真やリビング(吹抜)についてあるヒータは、ドラフト防止にも大きく貢献しています。

ただ、最近感じていることは、建物性能が抜群に良くなってくると、暖房のありかたまで変わってくるのではないかということです。今後も注目していきます。

 

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