こんばんは。
15日は、春の陽気で、昼前で気温18℃くらいまでになり、本当に暖かい日でした。
さて、富谷の家の室温はというと、22℃キープと変わらず。(向左の機器の上段です。)
このような暖かい日に、外気温がぐんぐん上がっていっているのに、室温も比例せずに一定なので、「もっと暖かくなってもいいのに」、「外の恩恵を受けてないようで、損しているような…」と言われますが、ちょうど前回お話しました、これが外気に左右されにくいシェルターの証拠です。ましてや、日中、ちょっと暖かくなったくらいでは、ビクともしません。日射の影響を受け過ぎずに、程々な感じです。いつものように、床下も一定です。
温度分布は、リビングダイニングを基準として、内玄関も2℃ちょっと低くなっております。外と違って、室内は、抜群の値をたたき出しており、20℃キープ中。これは、自在にコントロールが可能にもなるからこそ、出来ることです。
間戸を含めた断熱気密施工をしっかりすることが、大前提といつもいっていますが、気密性能の具体的な数値はいくらかというと、当社は全棟C値ゼロを目指して施工しております。どんなに場数をこなしてきても、「今回は、0.5cm2/m2にしておこう」、「今回は、0.7cm2/m2でやめておこう」だなんて芸当は、当社ではできません。
常に、全棟0.0cm2/m2を目指して施工した結果が、0.1から0.3内で納まっているのであり、この数値になるまで、徹底的に手を加えていきます。もちろん、クリアするまで次工程には進みません。
いつも気密測定中は、皆がもっと良い数値にという思いをもっていますので、建物内をウロウロしながら、修正(漏れ)箇所を探しています。これは、当社で誇れる使命感のひとつの表れだと思います。
では、そもそも、なんのために気密を施すのでしょうか?