住所

宮城県富谷市杜乃橋2-29-1

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窓の取付位置

こんばんは。

最近は、外から建物を見た際に、外壁面より窓が引っ込んだ位置についているケース(下の上の写真)を見るようになりましたが、窓も外壁面と同じように出して取付て、窓の手前に奥行きができるため、カウンター(棚)ができるであったり、壁の断熱材の厚みを確保している証明のような宣伝は、ちょっと?な感じに思いますが、どうでしょうか…。これは、お客さんからの問い合わせからでした。2階でお茶をしながら、窓を見ている時に気づかれたのかと思いますが、「ここ(富谷の家)って、窓の内と外の壁の長さ(厚み)って同じくらいですね。」とのことです。さすが、良いところを見ていらっしゃるなあと思いつつも、ちょっとご説明をさせていただきました。

窓の様子の写真です。

屋外からの窓周り
室内からの窓周り(この3つの窓の前でお茶しています。)

富谷の家は、壁(断熱部)の真ん中あたりに取り付けてあるため、窓から内側へも、外側へも同じくらいに見えるのです。これは、ご覧の木製窓に限ってではなく、樹脂窓でも同じように取り付けております。確かに、窓が壁面より外へ出ていけば、雨仕舞いには都合が良いかもしれません。が、それだけでない旨は、以前にUPしたと思いましたので省略。そして、いかに断熱材の連続をしながら納めるのかというところも大事なところです。当社は、常に断熱仕様を変えておりますので、雨仕舞はもちろんですが、毎回異なる納まりになります。ここもちょっとした工夫で、差が出てきます。今から何十年も前に、木製窓を取り付けてさせていただいたことが、良い経験になっております。ただ、この3つの窓周りの取り付け時に、全て納まりを変えてみましたので、どのようになっているのか楽しみなところです。

話しが反れましたが、壁の断熱が厚くなってきている昨今、断熱厚の宣伝を優先しすぎず、窓も、これに伴うような取付をしているのかどうか、見比べていただくポイントの一つではないでしょうか。窓の取り付けにも、意図と目的がきちんとありますから…。お客さんは、また見て回ってこられるそうなので、今度の話題になりますね。

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