こんばんは。
本日(16日)18時まで、運転ON後より抜群の環境を整えていただいておりました給気冷房ですが、本体に不具合発生のため、17時50分過ぎにエアコンと交代になりました。交代直前の様子が下の写真です。上は、室内温度26.3℃ 湿度59%と安定しておりました。(運転設定温度も26.6℃と変えておりません。)下は、外の温湿度です。(温度26.1℃ 湿度HI)と、日中は30℃を超えもありましたが、雨模様の天候でした。ジメっとした感じです。
室内はどこの部屋もこのくらいで、常に一定でしたので、暑くもなく、寒くもなくという具合で、まさに快適といったところでしたので、本当に残念です。
不具合の交代は予想しておりませんでしたので、慌てて外していた室外機を接続しました。(土間コンクリート工事未完のため、応急処置的に取り付け。)その後、18時にエアコン冷房運転ONしました。小屋裏にあります6畳用エアコンの登場です。運転開始直後のため、スイングし始めたところの写真です。お越しいただいて、小屋裏まで見られたお客さんは、この小さいエアコンで十分なことは信じられないというご意見が多々あります。もちろん、手が届きますので、点検にも脚立は必要ありません。
小屋裏エアコン
運転場を夏画像で見てみたのが下の写真です。吹き出し部は、16.8℃を記録しています。他は、25℃から26℃くらいで安定しております。
給気冷房はすっかりOFFになり、給気口からは冷気が出てこなくなっております。吹き出し部分も24℃を超えるようになってきてります。
そもそも不具合はといいますと、BOXからの水漏れでした。その様子を熱画像でご覧ください。真ん中の赤い丸は、照明器具です。その周りは、水により低温で映し出されており、すぐに分かります。
下の写真は、水がBOX底面ジョイント部から、「ぽたっ、ぽたっ」と一滴づつボールに溜まっていく様子です。慌てず、天井裏を雑巾でふき取り、ボールと一応バケツも隣に用意しつつ、天井を乾かすようにサーキュレーターを運転して対応完了です。このようなアクシデントがあっても、この辺にも差が出てくるのではないでしょうか?点検がしやすいということは、機器に不具合が発生しても、容易に対応できるということ。開き直るわけではありませんが、機器は、点検や修理、交換が必要なものと思っております。その機器への対応のしやすさも配慮するべきところではないでしょうか?
機器本体自体も結構な大きさと重さがありますが、ダクトや配管を外せば、点検口から簡単に出せますので、不具合個所を修理します。BOX自体は、シンプルな構造ですので問題ないでしょう。ただ、せっかく取り外しましたので、この魔法のBOXを別な位置にセットしてみたいと思います。一度、見られているお客さんも、次の変化を楽しみにしていただければと思います。試してみたかったことですので、切り替えも単純にできるように組みなおしてみます。この辺も、特に壊すこともなく簡単に施工できることが、富谷の家の創りの自慢のひとつです。
経過の様子を熱画像でご紹介します。すっかり乾いてきています。あまり色に惑わされないでください。表示温度をみてください。だんだんと上がってきているのが分かると思います。このように、目視ではわからない点を、すぐに確認できますね。
肝心な室内環境はといいますと、方式は変えてもほとんど変わらずの温湿度をキープ中です。18時にエアコン運転ONから5時間後でもこの状態は、なかなかのものですね。室内温度26.3℃ 湿度60% 外は、温度が23.4℃と少し下がったものの、相変わらず湿度はHIのままです。雨模様変わらず。
方式にとらわれることなく、高性能シェルターは安定した室内環境を創りだしてくれます。設備(方式)の選択も大事ですが、
大前提は、外気に左右されにくい絶対的外殻です。