こんばんは。
冷房方式を、給気冷房からエアコンへ交代してから数日後の様子です。小屋裏へエアコンを１台取り付け、そのスペースから冷気を落とすような感じです。床下エアコンの小屋裏バージョンの形でしょうか…。最近はどこでも取り入れている方法かと思いますが、肝心なところですが、計画通り稼働しておりますでしょうか？
下の熱画像は、吹き抜け上部のガラリです。お越しになりましたお客さんには、ちょっと説明しておりますので、どの辺にどういう風に取り付けられているかはお分かりいただけれると思います。是非、思い出してください、私が「今は閉じていますが、夏になると開けて、色々調整できるんです。」と、言っているところです。
勾配天井面や壁面は、27℃超を表示しております。そもそも、梅雨明けして、連日暑い日が続く中、本格的に連続運転もしないで、このくらいの温度状態なので、室内はあまり暑く感じないんです。先の計画と抜群の施工力からなる性能値を出している証だからこそです。
下の画像から、格子から冷気が降り始めている様子が分かるかと思います。青い部分がそうです。24℃～26℃弱位で降りてきております。…暑い日が続き、さすがに連続運転モードになってきたのではと思い、サーモグラフィカメラをむけてみました。
この格子の斜め下には、リビングのソファに座るようにしていますが、寒く感じないくらいで冷気がやさしく降りてきて、本当にちょうどいい感じです。暑時や冷気を感じたければ、ちょっと運転を強くすればいいくらいです。計画通りの心地よさを実感しております。もちろん、この格子にひと工夫プラスのつもりが、大工さんのおかげで、さらにもうひと工夫していただきましたので、ふた工夫になっており、より自由に調整できるようになっております。
そして、肝心の室内環境はといいますと、温度26.1℃ 湿度59％と安定した快適環境をキープ中です。給気冷房時に、本当に快適ですと言っていた環境と変わりない状況を継続中です。
下の温度28.6℃ 湿度69％は、外の玄関前の状況です。18時過ぎでしたが、まだ暑いくらいです。
19日18時過ぎの温湿度状況
ただ、建物の性能が良くなると、設定温度高めで連続（自動）運転に設定していても、温度は容易に下がりますので、運転・停止をかなり繰り返してしまいます。もう少し時間帯などでも細かくプログラムできればいいのにと思うときがあります。が、私の場合は、それはそれで面倒くさがりマメにしないですね。そもそも、室内温湿度は、文句のないところで維持してくれていますので…。